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2006.04
Sunday
00:18
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『だれのための仕事』 鷲田清一

『だれのための仕事』 鷲田清一著
-21世紀問題群ブックス9- 岩波書店

今、「仕事」や「職業」のテーマのサイトを準備している。

だいぶ古い本になるが、読んでみた。

「仕事」と「余暇」、「ON」と「OFF」ということばを当たり前のように
使うが、これは、産業社会が、労働者が、より、労働に精を出すように
生み出した概念だということを、過去の社会史、哲学史から検証してい
る。「仕事」は、効率を追求するあまり、人間性を省みず、システムだけ
が一人歩きし、「余暇」までが産業化し、「遊び」もシステム化され、
産業社会での1つの「消費活動」と位置づけられてしまった・・と説く。
そして、現在では、「遊びのような仕事」、「仕事のような遊び」が、増
えて来て、両者の境は曖昧になっているとのことだ。

私が、常日頃感じていたことを見事に解説してくれていて、嬉しかった。

「社会に出る」ということが、イコール、「仕事に就く」とされるが、
それも刷り込まれた概念に過ぎない。「フリーター」や「ニート」の問題
にしても、現代のように顕在化しなかっただけで、むかしから、そういう
人たちは居たわけで、世の中に流されないで、正直に自分を見つめたとき
に、今の社会に順応できないというのは、実は、彼らの方が普通の感覚と
いうことも出来る。社会に出る準備機関としての学校の「不登校」の問題
も同根の要素を含んでいるような気がする。

収益やそのための効率を追求するあまり、人間は、いつの間にか、社会シ
ステムに隷属するかたちになってしまったのではないか?管理され、商品
化された自由より、お金に縛られない、自分が納得できる仕事を、模索し
ながら導き出したほうが、居心地のいい時間を過ごせるんではないかとい
う気がする。

出会った人が、何か、心に引っかかるようなサイトを作りたい。




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